NICOLLAの国語教育

特色① 中学受験生から高校3年生までの女子対象


 ニコラの最大の特色は、女子を対象とした塾であるということです。

 都内の私立中高のほとんどが女子校であり、各校独自のカリキュラムで生活・学習両面での女子教育を行っています。国語の授業においては小学校高学年あたりから、文章読解や作文、発表等において、女子の方が男子よりもやや大人らしい表現を用いるようになるなど、特有の傾向が見られはじめます。

 中学から高校にかけての6年間は、知的好奇心を引き出すかけがえのない時期であると同時に、思春期を経て心も身体も大きく変化し、「自己」というものに向き合いながら成長していく大切な時期です。ニコラではそのような女子特有の心身の成長を鑑みた授業カリキュラムや教材選定を行い、生徒一人ひとりにきめ細かな指導を行っていきます。

 

特色② 「活きた国語力」を育成


かの哲学者ブレーズ・パスカルは「人間の尊さは考えることにある」と説きました。私たちはそもそもなぜ「考える」という行為を日々繰り返して生きているのでしょうか。 それは、私たち人間は「より良く生きたい」という根本的な願いを持っているからです。

 私たちは日常生活において、「言葉」によるコミュニケーションを通じて生きています。 「言葉=生活そのものであり、言葉の豊かさは人生の豊かさを意味するものである」と捉えた時、私たちの生活の場である「いま」に目が向けられていない国語の学習では、真の国語力を身に付けることはできません。これまで「学び」とは「知識を詰め込む(暗記する)ことである」と誤解されてきたように思います。 

 真の国語力とは、文章を読み、そこから自分のおかれている「いま」へと視野を広げ、問題意識を持ち、分析し、それを自分の言葉で表現・発信していこうとする力です。この力は、言い換えれば「自己理解」の基本につながる「活きた国語力」であり、これからの時代を生きていくためにとても大切な力です。

 この数年で急速にスマートフォンユーザーが増え、世界中が瞬時に繋がることができる時代になりました。コミュニケーションの形態が日々大きく様変わりし、ますます情報過多な時代に突入していく流れの中で、これからの未来を生きる子どもたちには、今まで以上に「自分」というものを強く持つことが求められることになるでしょう。そのような来たるべき未来において力強く生きていけるよう、問題を単に既成パターンに収めるのではなく、自分の思考の枠そのものを創造できるような学習指導を行っていきます。

 国語で扱う評論文や古典をはじめとする文学作品の中には、「活きた国語力」を育むための「読み」に堪え得る素晴らしい作品が数多くあります。ニコラでは、文章に描かれている言葉一つひとつと真剣に向き合いながら作品を読み味わわせ、先人たちの生きた世界、現代の自分、現代の社会を見つめていくことができるような授業を展開していきます。

 

特色③ クラス最大6名の少人数ゼミ形式


 ニコラでは、全ての講座において最大6名の少人数ゼミ形式で授業を行います。マッピングや読解メモリーカードを使用し、自分のアタマで論理的に考えるトレーニングを段階的に行っていきます。さらに、文章読解の際にも自分の考えをスピーチやポスターセッション形式で発表したり、仲間同士でディベートやディスカッションをする機会を多く設けます。これは大学入試問題を扱う際も同様です。自分の考えや言葉を仕掛けとして構築された授業は生徒たちにとって意欲を掻き立てられます。

「活きた国語力」を育むために「読む」・「書く」・「話す」・「聞く」の各領域において、こうした「自己対話」と「他者対話」を生徒がバランスよく行えるよう、活動の場の工夫に全力を挙げていきます。

 教材は厳選した良書や入試問題の文章等、当塾オリジナルのものを使用します。

 

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特色④ オーダーメイド型個別指導


 ニコラの個別指導は、完全1対1のオーダーメイド型個別指導です。決められたカリキュラムはありません。事前面談・体験学習を受けて頂いた後、学習カウンセリングを実施し、苦手分野や学習課題となる部分を明確にした上で専用カリキュラムを策定します。
 中学受験を目指す小学生、大学受験を目指す高校生ともに、個別に志望校の傾向と対策を練ることはもちろん、受験に対する意識を養いながら一歩一歩着実に国語力の向上を図ります。

 

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